使い方ガイド
T-agent・工程管理・連携機能を、迷わず使いこなすためのマニュアル。
T-agent(AI秘書・現場インボックス)
殴り書き・写真・メモを、AIが整理されたタスクに変換
T-agentは、思いついたことや現場で撮った写真を「とりあえず」投げ込むだけで、AIが内容を読み取り、タイトル・要点・優先度・期限つきの構造化タスクに整えるインボックスです。完璧な文章である必要はありません。話し言葉や箇条書き、現場写真でも意図を汲み取ります。
クイックスタート
- 1
依頼を入力する
入力欄に、やってほしいこと・気づいたことをそのまま書きます。「来週月曜までに〇〇」のように書くと期限も自動で抽出されます。
- 2
写真を添付する(任意)
カメラ/アップロードから現場写真や手書きメモを添付すると、AIが画像の内容も読み取ってタスクに反映します。
- 3
「記録」モードを使い分ける
タスクではなく日報・議事録・備忘録として残したいときは「記録(SUMMARY)」モードをONにします。
- 4
生成されたタスクを確認
AIが構造化したタスクが一覧に並びます。優先度・期限・ステータスをその場で調整できます。
主な機能
AIによる構造化
曖昧な入力から、タイトル・状況・懸念・推奨アクションを自動生成。優先度(1〜5)と期限も推定します。
タブのカスタマイズ
各カテゴリ(タブ)の名称を、担当現場名やプロジェクト名に合わせて自由に変更できます。
メール・カレンダー連携
仕事タスクは登録メールへ自動送信。Googleカレンダーへの追加もワンタップで行えます。
工程管理(工程表・ガントチャート)
AIアシスタント「セナ」と作る、ガント+出来高の工程表
工程管理は、工種・作業を階層で持ち、ガントチャート・出来高(進捗)・依存関係・クリティカルパス・月別出来高調書・施工日誌までを一画面で扱える工程表ツールです。AIアシスタント「セナ」に話しかけるだけでバーの移動・伸縮・連結ができ、登録した施工歩掛(1日あたりの施工量)から数量÷歩掛で工期を自動算出します。数量計算書JSONからの一括取り込みや、組織内での共同編集(編集可/閲覧のみ)にも対応します。
クイックスタート
- 1
プロジェクトを作成
工程管理トップで「新規作成」。工事名と着工日を入れるとプロジェクトが開きます。数量計算書JSONがあれば「取込」で工種・数量ごと一括生成も可能です。
- 2
工種・作業を追加
ツールバーの「編集」→「工種を追加」。タスクを開くと親子関係・数量・単位が設定でき、行のドラッグ&ドロップで階層(親子)も組み替えられます。
- 3
計画と実績を入れる
バーをドラッグして計画開始/終了を調整。「実施モード」をONにするとバーのドラッグで出来高(進捗)を、ダブルクリックで100%を記録できます。
- 4
セナに話しかけて仕上げる
右下のセナに「水路工を3日延ばして」「Aの後にBをつなげて」のように頼むと即反映。「水路は20m/日で覚えて」と歩掛を教えれば、数量÷歩掛で工期も自動算出します。
主な機能
セナ対話アシスタント
「3日延ばして」「AとBを連結」など自然な言葉でバーの移動・延長・伸縮・連結を即反映。クリティカルな工種や進捗の要約も答えます。
施工歩掛で工期を自動算出
工種ごとに1日あたりの施工量(歩掛)を登録すると、数量÷歩掛で所要日数を自動計算。全社マスタを登録すれば全現場に継承されます。
直感的なバー操作
クリックで選択・Ctrlで複数選択・背景ドラッグで範囲選択。まとめて移動や端の共有伸縮、親を格納すると区間をまとめた統合バーで表示します。
依存・クリティカルパス・自動詰め
先行作業(FS/SS/FF/SF+ラグ)と矛盾の警告、実日付ベースのクリティカルパス表示。先行を動かすと後続も双方向に自動で詰め直します(Undo可)。
出来高・施工日誌
累計出来高のS字曲線(分離/重畳/非表示)と印刷用の月別出来高調書を自動生成。その日の工程と現場記録から施工日誌も作成できます。
Excel・印刷・組織共有
Excel出力(図形注釈つき)と印刷レイアウト最適化。変更は自動保存・Ctrl+Zで取り消し可。組織内に編集可/閲覧のみで共有できます。
もっと詳しく
セナAIアシスタント
画面右下のセナに話しかけると、工程表を直接編集できます。操作は通常の編集と同じ仕組みで反映されるため、自動保存・Undo(Ctrl+Z)もそのまま効きます。パネルはヘッダーをつかんで好きな位置に動かせます。
- 対話で工程を編集
- 「○○を3日延ばして」「△△を□□の後ろにつなげて」「来週月曜開始に動かして」など、自然な言葉でバーの移動・延長・伸縮・連結を即反映します。
- 数量×歩掛で工期算出
- 「数量から日数を計算して反映」と頼むと、登録済みの施工歩掛を使って各工種の数量÷歩掛で所要日数を算出し、工期に反映します。
- チャットで歩掛を登録
- 「水路は20m/日で覚えて」のように話すと、その歩掛がプロジェクトに登録され、以降の工期算出に使われます。設定の「歩掛」タブからも編集できます。
- 相談・要約
- 「クリティカルな工種は?」「遅れ・前倒しできそうな工種は?」「今の進捗は?」といった相談にも答えます。閲覧のみで共有された工程表では、編集はせず読み取り対話のみ行います。
工程の編集・バー操作
- 工種の追加と階層
- 「編集」→「工種を追加」で作業を追加。各行の「子工種を追加」で中間の親を作れ、行をドラッグ&ドロップして親子関係を組み替えられます。
- 選択と範囲選択
- クリックで選択、Ctrl+クリックで複数選択、バーの無い背景をドラッグすると矩形で範囲選択できます。親(統合バー)と子・葉をまたいだ選択にも対応します。
- まとめて移動・共有伸縮
- 複数選択したバーはドラッグで同時移動。選択したバーの端をドラッグすると、選択内のすべての葉工種を同じ日数だけまとめて伸縮します。
- 格納=統合バー
- 親工種を格納すると、配下の作業を稼働日の隣り合いでまとめた「統合バー」で表示します(中断期間は分割)。統合バーごとドラッグするとサブツリーを一括で動かせます。
- 複数作業区間(中断→再開)
- 葉工種には「中断して再開」する追加の作業区間を持たせられ、1本の行に複数のバーとして描画されます。
- 実施モード
- 「編集」→「実施モード」をONにすると、バーのドラッグで出来高(進捗)を調整、ダブルクリックで100%にできます。実施日も記録されます。
依存・クリティカルパス・自動調整
- 先行作業(依存)
- 接続ポップアップから先行作業を検索して結び、FS/SS/FF/SF+ラグ日数を指定できます。つないだ瞬間、後続を条件どおりの位置へ自動でスナップします。
- 矛盾の警告
- 先行より前に始まるなど依存関係に矛盾がある工種は、橙色で警告表示します。
- クリティカルパス
- 実日付(休日・カレンダー込み)ベースでクリティカルパスを算出。余裕のない工種をひと目で把握できます。
- 自動詰め(双方向)
- 「編集」→「自動詰め」をONにすると、先行を動かしたとき後続も連動して詰め直します。工期を戻すと後続も追従する双方向動作で、関係のないチェーンは動かしません(Undo可)。
- 施工箇所(区間)依存
- タスク全体だけでなく、施工箇所(作業区間)単位での先行関係にも対応します。
- 工程パネル
- 「編集」→「工程パネル」で、クリティカルパスや工程情報をまとめて確認できます。
表示・ビュー
上部ツールバーの「表示」メニューから切り替えます。設定はプロジェクトごとに保存されます。
- ビューの切替
- 全体/月間/週間のガントと、カレンダー表示を切り替えられます。前後送り・「今日」へのジャンプも常設です。
- 全列フィット/ズーム
- 「全列フィット」で表示中の全列が画面幅にちょうど収まるよう自動調整。表示倍率は10%刻みで手動ズームもできます。
- 階層の一括格納
- 「深度Nまで表示」で、指定した階層より深い工種をまとめて格納/展開できます。
- グリッド線・行の縞模様
- 日・週・月などのグリッド線の表示を切り替え、行を薄グレー/白の縞模様にして見やすくできます。
- S字曲線の3モード
- 出来高曲線(S字)を「下に分離」「ガントに重ねる(右端に%軸)」「非表示」から選べます。
- テーマ・レイアウト
- ダーク/ライトのテーマ切替、工種欄(左パネル)の幅変更、ツールバーの自動格納/ピン留めに対応します。
出力・共有・設定
- Excel出力
- 現在のビュー、または全ビューをまとめてExcelに出力。ガントの図形・注釈もそのまま書き出します。
- 印刷
- 印刷対象(チャート・出来高など)のトグル、「1枚に収める」、Sカーブの月ラベルなど、現場資料向けに最適化した印刷ができます。
- プロジェクト設定
- 「⋯」→「プロジェクト設定」で、基本情報・休日・月別出来高・表示色(工種バーの一括色変更)・歩掛の各タブを編集できます。
- 組織内共有(B2B)
- 作成者は工程表を組織内に共有でき、共有レベルを「編集可(共同編集)」「閲覧のみ」から選べます。最終更新者・更新日時も表示され、誰がいつ編集したか把握できます。
- 全社施工歩掛マスタ(B2B)
- 会社として登録した施工歩掛マスタは全現場に継承され、各プロジェクトで同名を登録すればその現場だけ上書きできます。会社の標準歩掛をAIに引き継げます。
ショートカット・操作早見表
- Ctrl + Z
- 直前の操作を元に戻す(自動保存後でも取り消せます)。
- Ctrl + Shift + Z
- やり直す(Redo)。ツールバーのボタンと同じ操作です。
- クリック
- バーを選択。
- Ctrl + クリック
- バーを複数選択。
- ドラッグ
- 選択したバーを移動。複数選択中はまとめて移動します。
- バー端をドラッグ
- 工期を伸縮。複数選択中は選択内の葉を同じ日数だけ伸縮します。
- 背景をドラッグ
- 矩形で範囲選択。
- ダブルクリック
- タスク設定を開く(格納中の統合バーは展開)。
T-agent × 工程管理 連携
現場の記録が、工程表の出来高・リスケ・施工日誌に自動でつながる
T-agentに投稿した現場写真・メモを、AIが工程表のタスクに自動で紐付けます。さらに進捗報告から出来高更新を提案し、遅れが読み取れれば後続工種を巻き込んだ工程のリスケ(詰め直し)まで提案します(いずれも承認制)。その日の工程と記録から施工日誌も自動生成。日々の入力が、そのまま工程の実績と書類になります。
クイックスタート
- 1
工種名を添えて投稿
T-agentに「2階スラブ配筋 完了、写真です」のように工種名を添えて投稿すると、AIが該当する工程タスク(今日±7日に計画があるもの)へ自動で紐付けます。
- 2
工程表で記録を確認
工程表でタスクを開くと「現場写真・メモ」タブに、紐付いた写真とメモが時系列で表示されます。
- 3
出来高・リスケを承認
「完了した」「2日遅れそう」等が読み取れると、T-agent側に出来高更新やリスケの提案が出ます。「工程に反映」を押すと出来高更新と後続の詰め直しが1ボタンで反映されます(1回のUndoで取り消し可)。
- 4
施工日誌を生成
工程表の「⋯」→「施工日誌をAIで作成」から、その日の工程と現場写真・メモをまとめた施工日誌をAIが作成。コピー/Markdownダウンロードできます。
主な機能
自動紐付け(🏗️バッジ)
紐付いたT-agentタスクには🏗️工程バッジが付き、工程表でその工種を開くと写真・メモがまとまって確認できます。
出来高・リスケの承認フロー
AIは出来高更新と工程のリスケ(遅れを依存連動で詰め直し)を提案するだけ。工程表への書き込みは必ず承認後で、まとめて1回のUndoで取り消せます。
施工日誌の自動生成
当日の工程・写真・安全確認メモから、提出できる体裁の日誌を自動でまとめます。
もっと詳しく
現場報告→工程の自動リスケ承認ループ
現場からの進捗報告を、出来高の更新だけでなく工程全体のリスケ(詰め直し)にまでつなげる仕組みです。AIはあくまで提案役で、工程表への反映は必ずあなたの承認を介します。
- 遅れ・前倒しの読み取り
- T-agentの報告から「延長(○日遅れ)」「後ろ倒し(開始を遅らせる)」といった調整内容をAIが抽出し、提案として保持します。
- 依存連動の詰め直し
- 承認すると、対象工種の出来高更新と同時に、後続工種を依存関係に沿って自動で詰め直します。セナの工程エンジンをそのまま使うため、画面上の手動操作と同じ結果になります。
- 1ボタン・1Undo
- 進捗バナーの「工程に反映」を押すと、出来高更新とリスケがまとめて1回の操作として適用され、1回のUndoでまとめて取り消せます。
