うらあてがね
裏当て金とは
意味・解説
完全溶込み溶接を行う際、溶けた金属がルート部から裏側にこぼれ落ちるのを防ぐために当てがう鋼板。溶接品質を確保するため、原則として「母材と同等の鋼種」を使用しなければならない。

うらあてがね
完全溶込み溶接を行う際、溶けた金属がルート部から裏側にこぼれ落ちるのを防ぐために当てがう鋼板。溶接品質を確保するため、原則として「母材と同等の鋼種」を使用しなければならない。
えんどたぶ
エンドタブ
溶接の始端と終端に発生しやすい欠陥(割れなど)を本材に残さないよう、溶接線の両端に取り付ける補助板。溶接完了後にタブごと切り落とすことで品質を確保する。
こうりょくぼるとまさつつぎて
高力ボルト摩擦接合
高力ボルトを強く締め付け、鋼板同士の接触面に生じる摩擦力によって応力を伝達する接合手法。溶接と併用する場合、溶接の熱収縮による変形を防ぐため「先に高力ボルトの締付けを完了させる」のが鉄則。
こんようせつごう
混用接合
梁のフランジを現場溶接し、ウェブを高力ボルトで留めるなど、異なる接合方法を組み合わせた継手。ウェブのボルトが1列の場合、建方時の仮ボルトは1/3ではなく「全数」締め付けるという例外ルールが問われる。
すたっどようせつ
スタッド溶接
鉄骨梁に、コンクリートスラブとの一体化を図るための頭付きスタッド(ピン)を専用のガンで瞬間的にアーク溶接する工法。溶接後の傾き許容差は「5度以内」と厳密に規定されている。
せんだんあなあけ
せん断孔あけ
プレス機を使って強い力で鉄板を打ち抜いて孔をあける加工法(パンチング)。孔の周囲に微細なひび割れが生じやすいため、適用は板厚「13mm以下」のアンカーボルト用孔などに限定される。
ていすいそけいようせつぼう
低水素系溶接棒
被覆アーク溶接において、溶接金属中の水素量を極力減らすように作られた溶接棒。490N/mm2級などの高張力鋼の組立て溶接において、水素による遅れ割れを防ぐために使用が義務付けられる。
とるしあがたこうりょくぼると
トルシア形高力ボルト
先端にピンテール(突起)があり、所定の軸力に達するとピンテールがねじ切れる構造の高力ボルト。締付けの完了が目視で確認できるのが特徴であり、締付け後の検査は一部ではなく「全数」について行うのが鉄則である。
なっとかいてんほう
ナット回転法
高力ボルトの本締めにおいて、1次締め後にナットを規定の角度(原則120度)だけ機械的に回転させて必要な張力を導入する確実な締付方法。検査時の許容範囲は「±30度」が標準。